こんにちは!にじほです。
女性のみなさん子宮がん検診は済みましたか?
忘れてた!市から案内がきてたがん検診のことでしょ?
2月いっぱいでしたよね?
初めてだから嫌で…
そうですよね。わかります。
ガンがどうとかでなく検査が嫌ですよね。
今回はその子宮がん検診についてのお話です。
※お手元に各自治体からのがん検診の受診券がある方は期限を確認してくださいね~。
だいたい子宮がん検診と乳がん検診は2月か3月だと思います。
各自治体の子宮がん検診とは
20歳になると住民票のある各区市町村から送られてくる検診の案内で子宮頸がん検診のことです。
子宮がん検診って自費だと5000円するのですがこれが1400円で出来ます。
しかも対象年齢だと無料なんですよ!(対象年齢は各区市町村に問い合わせてくださいね)
子宮頸がん検診はしなくてもいい人がいる?
子宮頸がん | 子宮体癌 | |
発生部位 | 子宮頚部(子宮の出口) | 子宮体部(胎児が育つ部分) |
主な発症年齢 | 30~40代(20~30代で急増) | 閉経後の50代以降 |
主な原因 | ヒトパピローマウイルス感染 | エストロゲンという女性ホルモン |
上の表にあるように子宮頸がんの主な原因は9割がヒトパピローマウイルス(HPV)感染です。
HPV感染は性交渉で起こります。なので性経験がない方の子宮頸がん発症の可能性は極めて低いです。
そのため性経験のない方の子宮頸がん検診は不要という医師もいます。
しかしHPV感染以外の子宮頸がんもほんの数パーセントあるので心配な方は検診を受けてみてください。
わたしの勤め先では性経験のない方には
子宮頸がん検診は進めていません。
人によっては痛い場合もありますからね。
HPV感染
多くの女性がHPV感染している
HPV(ヒトパピローマウイルス)はとてもありふれたウィルスなんです。
そして性経験のある女性のうち8割は50歳までに感染を経験すると言われています。
え!
じゃあみんな子宮頸がんになるってことですか?
こわい~💦
いえいえ安心してください。
感染したHPVの多くは自然に消滅するんです。
HPV感染で変化した細胞の多くも正常に戻りますよ。
HPV感染後、数年から10数年で一部がガンへと進行します。
ですから「ガン」に進行させないために定期的な検診が大切なんですよ~!
HPVには150種類以上の型があってその中で15種類程度がガンを引き起こす「高リスク型」と言われています。このうち「16型」「18型」が子宮頸がんの原因の65%を占めています。
子宮頸がん検診の重要性が伝わりましたか~?
つづいて
どんな検査なの?
何度か経験していても嫌ですよね…。
問診
直近の月経、妊娠出産歴、不正出血の有無などを記入します。
問診について注意点なのですが閉経後の方で不正出血の有無を無記入の場合がわりとあります。
上記の表にあるように閉経後の方こそ子宮体がんリスクが高いのでちゃーんと記入してくださいね!
視診・細胞診・内診
下着をとって内診台に座ります。座ったら台が動くので背中をピッタリくっつけて動かないでください。足が開きますがビックリしないで深呼吸してくださいね。
医師が膣にクスコ(膣鏡)を入れます。
視診では膣にクスコを入れた状態で子宮頚部を確認します。
細胞診ではクスコに小さな専用ブラシを入れて子宮頚部の細胞をこすり取ります。クスコをとります。
内診では左手の指を膣の中に入れて右手でお腹を押して子宮や卵巣の大きさを確認します。
分けて書きましたが1分程度で終わります!
細胞診で採取した細胞を専門機関に送って調べてもらいます。
※検診後に多少出血することはあります。もしもしばらく出血が続くときは受診してくださいね。
子宮体がん検診が追加になることもある
不正出血がある場合など医師の判断で(本人の同意があれば)子宮体がん検診が追加になることもあります。
閉経前後の方で不正出血がある場合は子宮体がん検診もしてください。
追加にすると通常の検診の方は800円、無料クーポンの方は2200円の料金がプラスになります。
さいごに
一度も経験がないとだいぶ恥ずかしいと思いますが大切な検査です。各自治体の検診は2月か3月が期限ですのでまだの方は是非検査してください。(企業の検診でされる方は担当者に確認してください)
そしてもし再検査になったら必ず受診してください!検診は受けた後が重要です。
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